ぶらぶら旅歩き

旅先の美味しいお店などを紹介します!

那覇市安里『山羊料理 二十番』で人生初の山羊汁を。そして山羊料理に覚醒。

今回ご紹介するお店は安里駅降りてすぐにある『山羊料理二十番』さん。

 

こちらには山羊専門店が並んでおり二十番さんは以前から気になっていたお店。

そして何度か入ろうとしたものの後一歩が踏み出せなかった。

沖縄の人から山羊汁食べたことある?
って良く聞かれるし、ネットで山羊汁を調べたらなかなかやばそうなもの感想が多いw
ただ、何事も経験。今日は絶対に安里で山羊汁を食べると決心。

実は以前山羊料理のお店に行ったことはあるのですが、その時は山羊汁が売り切れていて食べることが出来なかったんです。その時の記事はがこちらです。

higumaiya2279.hatenablog.com

 

 

お店の前にきました。

なかなか年季の入った外観。

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観光客歓迎!との文字もありますが、なかなか入りづらさ満点の外観ですw

しかし、今日は山羊汁を食べるという目標がありますので、心の中で『行くしかない』というフレーズが何度もリピート。意を決して、扉を開けて訪問してみました。

 

 


店内はカウンター席、お座敷席があり
どうやら空気感的に常連の方ばかりのよう。

変に思われない程度にあたりを見回す。そして、なかなかのヤギーな香り。

 

とりあえず「ハイボール(600円)」を頼む。


ちなみにこちらは缶である。


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お店の方がグラスに注いでくれます。
となりのお客さんの手元を横目でチラ見すると、ビールは瓶の様です。チラ見マナー違反!w

 

続いて「山羊刺(1200円)」を頼みます。


お酢大丈夫?!と聞かれ

 

はいっ!!

 

と答えたらタレを作ってくれた。
醤油に生姜にお酢

 

山羊刺がきました。

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久しぶりの山羊刺。山羊大好きです。
身の部分と皮の部分の二種。


皮の方は斜めに切られているので、舌に当たる皮脂の表面積が多め。この辺が一番山羊の香りがするので人によってはクセがあると感じるカットの仕方かも知れません。


逆に好きな人にはたまりませんね。

 

皮付きの方からまずはいただきます。
コリッとした食感の後、歯がスーッと入っていきます。
山羊の香りはあるものの非常に抑え気味で少しフワッと香る程度。
もう一つの部位はまるでローストビーフ
これは多分食べれられない人はいないでしょうというぐらい癖は全く無し!

 

山羊刺を食べていると、

はい!お兄さん!と

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サービスで漬物をもらいました。

 

すると隣のお客さんから

お兄さんビール飲む?とお声掛けして頂き、

お隣の常連さんからビールをもらい乾杯。

 

色々と沖縄の話やらで時間が経ちその間にビールを1.5本ほどご馳走になりましたm(_ _)m

 

 

すると、突然ここの山羊汁は美味しいよー。

山羊汁飲んだことあるか?と。

そうだ、今日は山羊汁が目的だったんだ!

 

実は山羊汁だけ食べたことが無くて。

というのもネットで調べたりするとなかなかクセが強いというかかなり強烈な印象だったので(汗

でも今日は山羊汁を食べることが目的だったので山羊汁を食べます!

 

ついに「山羊汁(1200円)」をお願いしました。

ご飯もいる?と言われ、はい!と答える。

 

頼んでくるまでの時間はドキドキ。

まるで何かの発表会で自分の番になるのを待っているかのよう。


さて、ずっと気になっていて食べる機会のなかった山羊汁の登場です


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左にふーちばー(よもぎ)、そして中央にはおろし生姜、右の方には山羊の内臓や身。思った以上に汁は澄んでいます。

 

お好みでお塩やコーレーグースなどを入れる方もいるそう。


香りを嗅ぐと確かに山羊のやや生命力を感じる。
でも全然気にならない。

 

あれ?こんな感じなんだ。

ほっとしたというか何に自分が恐れていたのかわからなくなった。もしかして、味がやばいのか?

と思い、早速汁を頂くと、綺麗。


まるでオックステールスープみたい。


中には内臓もいろいろ入っている。

 


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この綺麗な汁を飲むと時間かけて仕込みしとるんやろうなって思います。

これを機に山羊汁を色々食べあるかないと。

手を抜いているお店はめちゃくちゃクセがあって食べれないかも知れないのはなんとなく想像つく。

 

こちらは山羊汁デビューの方にもおすすめのお店です。


恐らく、濃いめの煮干しラーメンやフレンチとかでジビエを食べている方は全く気にならず食べられるかと思います♪

 

常連さんは山羊汁デビューが嬉しかったようで追加でまたビールを頂きました(^^)もう何本ご馳走になり申し訳ありません。

 

サービスで「チーイリチー」をいただきました!

なんだそれ?と思いましたが、チーは血の意味で、イリチーは炒めるという意味なので直訳すると血の炒め物ですが、山羊のお肉や内臓と和えて炒めるようです。これも新鮮な血が入ってこないと無理だよな。


今回のチーイリチーはニラと山羊の身、血液を炒めたものでこんな感じのビジュアルです。

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こちらのお店では血液も買っているそうで食べられるお店は数少ないとのこと。


食べてみるとこれマジくせになる!!


レバーみたいな鉄分の独特さっていうより山羊らしさを感じつつコクも感じます。

個人的に山羊汁よりもこちらの方が山羊!!って感じ。

 

そして、最後はこれまたサービスで山羊汁の雑炊をいただきました。

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まず山羊の旨味がしっかり最後まで味の中心にあり、ふーちばーの独特な苦味が下の方でググッと続く。


あーふーちばーの良さがやっとわかった。
これないとダメだわ。


沖縄そばよりも山羊と一緒に食べた方が良さがわかるかも!今日は山羊も堪能しふーちばーの良さも知ることができた。

 

 

お会計は5000円ほど。

ご馳走様です!

 

今回ご紹介したお店はこちらなります。

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