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沖縄の伝統菓子"カーサムーチー"

沖縄ってどんなお菓子があるんだろうとふと思い、ネットで検索していると色々出てきました。その中の日一つが、今回ご紹介する伝統菓子"カーサムーチー"です。

初めてカーサムーチーという名前を見たとき全くなんだか想像つきませんでした。

 

それでは早速どんな意味があるのか簡単に由来を説明すると

まず、ムーチーは"餅"を表す言葉。これは何となくわかりますねw

 

つづいて、カーサは"サンニンの葉"とのこと。

そして、サンニンとは月桃という植物。

 


時々、月桃を麺に練り込んだ沖縄そば屋さんとかもありますので何度か出会ったことのある植物。

 

 

このカーサムーチーは旧暦の12月8日に、健康・長寿の祈願のため縁起物として食されるそう。

 

沖縄にいくもののこの様な伝統菓子をあまり食べたことがなあことに気づき、今回は"カーサムーチー"の食べ比べをする為に、『もちの店 やまや』さんに伺いました。

 

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こちらのお店では一つ100円で販売されており、今回伺ったタイミングではトーナチン(高キビ粉)、紅芋、黒砂糖、無糖の4種のラインナップ。前の週に伺った時(15時ぐらい)はトーナチンは売り切れで3種しかありませんでした。

 

今回は営業時間直後だったので、4種用意がありトーナチン、紅芋、黒砂糖、無糖の購入。

 

 

2月28日購入のカーサムーチーは3月3日が賞味期限なので3日間ほど保つようです。

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ちなみに常温保存なのでご注意を。初めて買った時そうとは知らず、冷蔵庫に入れてしまい中心の方がかたくなってしまいました。

 

その後常温で置いていると徐々に柔らかくなってきましたが、少しかたさが気になったので、今回再訪しました。


もともとの味付け、そして仕込み方の違いのせいか月桃と言ってももちに移った香りに違いがある。

 

こちらの『もちの店 やまや』さんは、
月桃のアプローチの仕方が、やや爽快な香りでレモングラスやカルダモンの様な香りが加わっている。

 

トーナチンに関してはお餅がまとまっている感じで弾力はあるがねっとりとしていないので、このように同じお店で違う味の食べ比べしても楽しい。

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↑トーナチン(タカキビ(高黍))

 

一方、紅芋、黒砂糖はねっとり感とトロトロ感が増している。そして、黒砂糖に関してはコクと黒糖の香りと舌の方に残るのでとても味わい深い。

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黒砂糖

 

無糖はお米をずっと噛んでいる様な甘さがあり、月桃の香りを一番楽しめる。

とは言え、なかなかクセが強いので初めての方は黒砂糖や紅芋、トーナチンあたりをせめるといいかもしれない。ちなみに無糖を買う時に、何度か食べたことあるの?と聞かれるぐらいです(笑)

 

 

次の記事では違うお店のカーサムーチーの紹介です。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

今回ご紹介したお店はこちらです。

 

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