ぶらぶら旅歩き

旅先の美味しいお店などを紹介します!

日本橋蛎殻町すぎた@水天宮前 都内屈指の超予約困難店

言わずとしれたお寿司の名店。

今更説明不要でしょうか。勿論自身では予約不可能なので、貴重なお席を頂き参戦しました。ありがとうございます。この日も時間により強制退場させられるまで食べ続けた。(笑)

 

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まずは銀杏からスタート。

◇銀杏

お皿に四粒。銀杏はこの時期だと外を歩いてるとよく見かけますね。少しホクホクした食感。何故だか後味が少しバニラというかホットケーキミックスの粉みたいな香りがする。

 

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◇山葵

お造りのようの山葵が小皿に盛られて来たので、ビールのつまみとして山葵を先に頂く。

ふわふわでとろみがあり、辛さは控えめ。

 

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◇お造り

鰤と平目だ。

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鰤は一週間寝かせ漬けにしている。

平目は今日締めたもの。

まずは平目から。

噛むたびに幸福を感じる。

食感はシャキシャキ、それもぶちぶちとした食感。

脂がとろけ旨味が舌にずっと残る。

縁側も添えられており、コリッと。そして甘い。

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鰤はさらりとした舌触りだが、噛むととろりとしている。漬け醤油の味はそこまで強く主張がなく、どちらかと言えば鰤に醤油の香りが加わり、鰤自体を存分に楽しめるような仕上がり。飲み込むと脂の旨味がとてつもない。

 


◇締め鯖の海苔巻き

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瑞々しくガリの酸味もあり。

手にとって触るととても柔らかい。

海苔は水分を含んでおり、柔らかいが香りが強い。

 


◇ホッキ貝の漬けの焼き

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お好みで七味を。

シャキシャキと繊維が避けるたびに心地よい音がなる。

それと共に貝から出てくる水分。甘みも強く滋味深いあじわい。

 


◇あなごの茶碗蒸し

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瑞々しく出汁がとても旨い。

そこに魚の旨味が溶け込んでおり余韻は甘い。

 


筋子の味噌漬け

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黄身の様ないくらの味を楽しみながらねっとりとした皮、筋の食感、舌触りを楽しめる。

口の中が一気にまろやかになる。

 


◇鰤のカマ焼き

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皮は噛めばシャリっとなるぐらいの焼き加減。

口にすれば異常にのった脂がまず蕩けてたまらない。

舌の力で身が崩れ落ちる。

ガラ入れはあるが骨を噛んでいる骨から旨味が滲み出てくる。

 


◇雲丹の塩漬け

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塩気はあるが雲丹の甘みが勝っている。

塩漬けにしたからか少し独特な香りがし、それは少しセロリの様。

 


数の子の味噌漬け 味噌は西京味噌と信州味噌。

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まるでみかんの皮のように綺麗なのはオレンジ。

舌に触れると味噌の甘みが。

コリッコリっとした食感と共に広がこの味がたまらない。

 


◇蒸し鮑

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鮑はコラーゲンがしっかりとゼラチン化ており、垂れている。その為、食感はあるが柔らかめの仕上がり。

舌にあたるとまず鮑の旨味が一気に広がった。

更に噛むたびに鮑の味がしっかりする。

 


◇鮑の肝の味噌漬け

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すごい、尋常じゃなくいぐらいの旨味が口の中をかけめぐる。後味は柔らかい甘みがする。

 


穴子の白焼き

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ほどよく塩気がきいている。

穴子の香りが強く、脂と共に広がる旨味も強め。

 


墨烏賊のゲソの粕漬け

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口を開けると粕漬けの独特な香りがする。

こりっとしながらも噛めば瑞々しく口の中で蕩けるような食感。身の部分は握りでいただくことができる。

 

 

 

◇たいらがいの西京焼き

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西京味噌が染み込んでいる。

少し弾力があり貝の滋味深さと共に味噌の味が広がる。

 


◇ほたての磯辺焼き

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海苔はさらさらで口当たりが良く香りが良い。

山葵の香りがたちながら、ほたての甘みを楽しめる。

 


ガリ

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がりはぴんくがかっており、薄切り。

酸味が効いており塩気もある。甘みはあまりなくたべやすい。

 


〜握り〜

 

 

 

小鰭

少し厚みのある皮が破ければ一気に小鰭の脂が溢れる。

その後、脂がしゃりと馴染み酸味と甘みが合わさり合う。

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◇平目の昆布締め

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舌触りはしっとり、噛むとねっとり。

昆布の香りもしっかりと香る。滑らかで煮きりの味と平目の旨味が口の中で拡がる。後味も強い。

 


◇鰆

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ねっとりながらも食感がある。

燻しの香りがよい。

噛んでいると少しずつ脂が溶け始める。

それが舌にまとわりつき、燻がさらに香る。

後味は脂がシャリに馴染んだからか脂と酸味が合わさり乳酸発酵したような香りがする。

 


◇かすご

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酢橘が少し効いており

繊細な身質がしたにからみあう

ほどよい塩加減によりみのあまみがます

 


◇赤身漬け

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爽やかな酸味と鉄の様な香り。

舌触りがつるつるしている。

噛めば少しねっとり。

シャリとの絡みも抜群。

 


◇中トロ

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こちらもほどよい爽やかな酸味。

身は柔らかく、脂がじわじわと広がっていく。

 


◇鰯

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※こちらは、温度によりすぐに脂が溶けてしまう為、特に置いた瞬間に食べる必要があり置くタイミングで撮影した。

鰯は香りがすごい。

脂がシャリと混じり合う。

それにより甘みが引き立つ。

飲み込んだ後もその存在感は強く余韻がすごい。

 

◇車海老

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しっかりとした火入れ。

熱と共に仄かに感じる甘みと車海老の香り。

 


唐津の赤雲丹

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とても滑らか。

すぐに蕩けてシャリと馴染む。雲丹の旨味がとても強い。後味はシャリの酸味がふわっと香る。

 


真鯛

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舌に、触れた瞬間はまるで鶏肉の様なしっとりとかつ引き締まった舌触り。

うまみが強く後味はすっきり。

 


墨烏賊

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皮が厚めでプチっとした食感の後は身のしゃりっとした食感がよい。

 


◇いくら

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先に海苔のかおり。

それからまろやかな黄身の様な味。

どんどん液体となりしゃりに絡む。

 


◇お椀

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浅蜊が入っており、魚の出汁がよく出ている。

 


時間が押していたというかかなり過ぎていたのでこの後小鰭をもう一度頂き穴子と玉子を頂き、最後に干瓢巻きを頬張って至福の時が終了。


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干瓢巻きも物凄く美味しく、次回はゆっくり味わいながら頂きたい。

 


ご馳走様です。